2012/8/30 木曜日

株主総会を終えました

Filed under: 未分類 — さとうるい @ 15:53:42

昨日、年に一度の株主総会を終えました。

来場して頂いた皆さん、暑い中ありがとうございました。

前回や前々回から来て頂いている方も多く、嬉しくなり台本(w)にないようなことまでいろいろとお話させて頂きいました(^^;

※株主総会は一語一句間違えてはいけない(わけではないけど)ので、原稿音読になってしまうんです(T_T

さてさて、

自慢もできない自社の2012年5月期の決算ですが http://profile.yahoo.co.jp/consolidate/3810 などみていただくとおわかりになると思いますが

売上高 1,359百万円
営業利益
55百万円
当期利益 36百万円

時価総額 653百万円

なのでPER(時価総額÷当期利益)は16.72倍なんですよね。

しかしまぁ2011年5月期の92百万円や2010年5月期の194百万円など当期利益が今回よりも高かったときでもさほど株価、あるいは時価総額は変わらないので、あたりまえかもしれないですが、いわゆる純利益がそのまま株価にインパクトを与えるわけではない、となるのかと(適時開示に基づいた利益予想の修正の時などはインパクトがありますが(^^;;;、また、まったく関係ないなどというわけではないです)。

株主総会にて簡単に説明させて頂きましたが、2012年5月期に関しては

1.増収減益
2.アメリカに続いて韓国(2011年8月コズミックブレイク)、台湾2011年12月(ゲットアンプド2)、2012年2月(コズミックブレイク)が立ち上がった
3.2013年5月期(今期)に向けた種まきとして自社開発タイトル2本、自社開発ハード2個、自社サービス9拠点(英独仏、ドバイ、ブラジル、中国、ロシア、トルコ、香港)を着手

というのが外部から見えるところになると思います(自社開発タイトルは発表してないですが)。

1番目の増収減益に関して、増収の要因はアメリカ、韓国、台湾という海外3カ国がそれぞれ売上貢献しているのが大きいです。つまり海外自社サービスの連結売上の効果。
まぁ連結と言っても、うちの場合は100%子会社の現地法人なので、自社の事業部の一つみたいな位置づけで、親会社/子会社という連結の意識はないですが、会計上、税務上、現地の法律、雇用などに基づいた法人の違いみたいなものです。

一方で減収は株主総会の招集通知にも書いてありますがオフィスの移転やサーバー設備増強などによる主に一時的なコストアップと、海外ロイヤリティの減少が大きいです。
前者は一時的ですが、後者は大きな問題で、以前(上場時)は売上の9割を占めていたロイヤリティが現在では2~3割となっており、海外パートナーと協力して増加を目指すのはもちろんですが、自社で開発したタイトルを国内だけでなく、広く海外各国で自社サービスを立ちあげ、収益に結びつけることが重要かと。

現在ではアメリカ、韓国、台湾の3カ国のうち、新作(GA2,CB)を自社でサービスしているアメリカと台湾が売上が高く、利益面の貢献が高く、簡単にいうと3戦2勝1敗という成績です(韓国にも新作投入でこのままというつもりはないですよん)。

自社サービスはタイトル数を増やすことで運営サービスの効率や集客の経験、設備の有効利用などさまざまな面でプラスの要素が多いため、開発もそうですが、サービスに関しても長い目で育てていきたいと思います(そんなに悠長でいいんかい、と自分でも思いますが)。

今年(2013年5月期)に関しては、自社で一つのタイトルを開発したら、世界10カ国地域(10言語)でサービスできるようにすることで、すぐに利益面や、増収増益の基盤を構築できるとはいえないですが、会社を売上・利益の面で成長させていけるようにします。

ただ、言い方が良くないかもしれないですが、ITの世界で一発当てるならやはり本場のアメリカを拠点にしてどでかくやっていく必要があるなーとか思ってます。
そのためであればいつでもアメリカに拠点(自分の)を移しますがな

とこれで1番目と2番目に関しては書きましたな。てか、3番目もそれなりに入っているw

会社としての課題は2009年5月期(4年前)の日本での自社サービス立ちあげなどに伴い、日本単体で4億円近い赤字を出しまして、これで繰越欠損金が4億円近くになり、その後3期連続で連結での黒字を達成したことで繰越欠損金は減ったのですが、まだ残っており、法人税の支払いは免除されても海外からのロイヤリティ収入に基づく外国源泉税(10~20%)が法人税と相殺できず、日本単体のキャッシュ・フローが上昇していかない、というのがあります。

連結では売上もキャッシュ・フローも向上していますが、繰越欠損金や外国源泉税、法人税などは日本単体の課題のため、連結で増収だからとか、海外でキャッシュ・フローが上昇しているから、とはいえず、売上10億円程度の会社として2~3億円は大きな額ですが、これを事業活動を適切に行いながら解決していかないといけない(ようは法人税を払えるようにすると)、などがあります。

こりゃ困った。

本格的な自社サービス立ちあげの初めての経験だったため、お金を使いすぎました・・・
しかしまぁその反省を踏まえてアメリカや韓国、台湾などの立ちあげでは不要な販促は行わず、早期に収益化することができています。
が、高い授業料だった・・・

その他にも書くとたくさんあるんですが(まぁ大きな内容はほとんど書きました)、結果が全てとは思ってないですが、結果で出していかないと話にならないため、とにかく事業活動に注力していきます。

いま東京オフィスでは海外出身の社員がバリバリ働いて(言い方が古い・・・)、韓中、米独仏に加えてブラジル出身1名、ロシア出身2名、トルコ出身2名、各国立ちあげに向けた準備を進めています(^^y
中東からもシリアなどから2名が近日入社予定

さてさて

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